ご注文番号:22429
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘: 江州住人佐々木善四郎源一峯
南蛮以鉄作之
新刀:上作:業物:近江
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 江州住人佐々木善四郎源一峯としては 最上作 にランクされる作品です。
鎺:金着二重
刃長:2尺3寸4分(71.2cm)
反り:5分5厘(1.7cm)
目釘穴:1個
元幅:3.13cm
先幅:2.04cm
重ね:0.7cm
刀剣重量:740グラム
時代:江戸時代天和
体配:身幅がやや広く重ね厚く反り適度に深く切先やや伸びこころ。
地鉄:小板目肌実に良く練れて美しい地鉄となる。
刃紋:沸出来匂口が深く互の目乱れ厚く、高低にも変化があり破綻がなく上手に焼いております。帽子は虎徹帽子といわれるマムシの頭を思わせる作品で返りが深い
特徴:佐々木善四郎源一峯は初代の一峯の子供で作域は父親とは変わらず沸の深い互の目乱れを焼く。
葵美術より一言 佐々木一峯の作品は少ないがその出来は素晴らしく助直の濤乱刃に負けない程優れた作品を焼き上げる。もう少しがっしりとしていればその上を狙える刀工と私は考えます。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形