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お知らせ

刀:◻︎◻︎二二年五月日(以下不明) (切付銘)天保九年八月上之(伝志津)(特別保存刀剣)

ご注文番号:AS24016

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘: ◻︎◻︎二二年五月日(以下不明)
(切付銘)天保九年八月上之(伝志津)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は としては上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:グラム
刃長: 66.7センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:1個
元幅:2.52センチ
先幅 1.30センチ
重ね:0.51センチ
刀剣重量:480 グラム
時代:鎌倉時代末期から南北朝時代初期
体配:大擦上無銘で反りが付き鋒短く細身の作品
地鉄:板目肌よく寝れて地景がよく働く。映りが現れる。
刃紋:小沸出来匂い口深く互の目乱れに刃紋の上下があり刃中、砂流、金筋が盛に働く帽子、匂口が深く二重となり先に行って小丸にかえり凌ぎ地に焼きが長く入る。

特徴:志津とは元来美濃の国の地名であるがこの地に正宗が移住し作刀したところから地名を取って美濃三郎兼氏と呼称している。したがって単に志津と呼称された場合は兼氏と呼ばれる。古来彼は正宗十哲に一人に数えられそれらの中でも正宗にもっとも近い作風を制作しております。

拵:半太刀拵拵
鍔:木瓜型赤銅地に花の紋様と蜻蛉が二匹飛んでいる図を
高彫りし金で色絵を施す:石黒盛常花押
縁頭:赤銅魚子地に鳳凰と花の図柄を高彫りし金で色絵を施す
目抜:赤銅地で雉の図柄を高彫りし金で色絵を施す。
小柄:赤銅魚子地に雉が2羽竹薮の中に飛び回る図を
高彫りし金で色絵を施す
小刀:美濃守藤原兼常
笄:赤銅魚子地に雉が2羽竹薮の中に飛び回る図を
高彫りし金で色絵を施す
小尻:赤銅魚子池に雉が飛び回る図と植物を高彫りし
金で色絵を施す
栗型:雉の図柄と植物を高彫りし金で色絵を施す。
切羽2枚:素銅地に金を巻きつける。
切羽につける金は柔らかい為鍔と刀を挟んだ場合傷がつかないと言われております。

葵美術より一言:志津とは鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて美濃国志津の地に活躍した正宗10哲の一人である兼氏を初代として同名2代を総称する物である。板目肌よく寝れて地景がよく働く。銘の部分に◻︎◻︎四年五月日天保九年八月上之と銘があるが天保9年8月にこの刀が擦り上げられたと記載されている。 ◻︎◻︎四年五月日は意味不明です。本作の拵は素晴らしくまた志津と極められた作賓も素晴らしく是非お勧めしたい見事な作賓です。

特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形

オークション開始価格 2,500,000 円(消費税、送料共)

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