ご注文番号:24355
刀:白鞘入り、拵え付き(第26回重要刀剣)
銘:大隅掾藤原正弘
日州住
鞘書:大隈掾正弘 日州住 佳作 刃長2尺3寸 薫山誌
新刀:上々作:山城
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は大隈掾藤原正弘としては 最上作にランクされる作品です。
金着二重
刃長:69.3センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:1個
元幅:3、07センチ
先幅2.22センチ
重ね:0.67センチ
刀剣重量:720グラム
時代:江戸時代慶長の頃
体配:身幅がやや広く重ねしっかりと
反りは尋常な鋒が伸びた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌、肌立ち、綺麗な地鉄となり、映りが現れる。
鎬地:板目肌に杢目肌さらに柾目肌が絡んでおり
時代の古さを感じさせる。
刃紋:沸出来匂口が深くつき帽子長く丸く返る。
特徴:大隈掾藤原正弘は刀工辞典の336ページにも記載されている様に堀川国広の代作を行っていたと言われております。
拵:
鍔:赤銅 献上鍔
縁頭:赤銅魚子地に竹藪の中で人物2人が笑顔を浮かべながら本を読む。
金で部分的に入れる。銘:保則
鞘:青貝散鞘
目貫:馬の図を高彫りし金で色絵を施す。
切羽2枚:素銅地に金で包む
葵美術より一言:大隈掾藤原正弘の優れた作品です。映りが現れ小板目肌よく現れ、精良な地鉄となる。刃文も素晴らしくまた拵もよくできた作品といえます。
第26回重要刀剣指定書
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:5,600,000円