ご注文番号:22101
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:無銘(伝 来国光)
中古刀:最上作:山城
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(伝 来国光) としては上々作にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:65.6cm
反り:2.0cm
目釘穴:2個
元幅:3.27cm
先幅:2.41cm
重ね:0.56cm
刀剣重量:690グラム
時代:1315年鎌倉時代後期
体配:大擦上無銘で身幅が広く重ね厚く
表裏に棒樋を彫り反りが付く
地鉄:小板目肌良く練れて地沸が付き綺麗な肌合いとなる
刃紋:沸出来直刃に刃中、しきりに乱れ込んだ刃紋がよく働く、帽子、丸く働き、先掃掛る。
特徴:来国光は通説来国俊の子と伝えられ、鎌倉末期に活躍した。国光は直刃出来、直刃に小互の目乱れ、小丁子乱れといった様々な刃紋を作りこなす器用な刀工です。
拵え:
鍔:鉄鍔に鶴と雨の図を透かし彫りし金色絵。
目貫:龍の図を高彫りし金色絵
縁頭:銘:水野信政(花押)、赤銅魚魚子地に鶴の図を高彫りし金銀色絵。
鞘:黒石目地鞘
葵美術より一言 本作の来国光は重ねが厚く、この度特別保存に合格した作品です。しっかりとしており状態もよく、切先がのびた素晴らしい作品です。心よりお勧めいたします。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形