ご注文番号: 22001
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘: 作陽幕下士細川正義(刻印)
弘化四丁未年八月日作
新々刀:上々作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は作陽幕下士細川正義 としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:2尺4寸5分 (74.24cm)
反り:8分5厘(2.58cm)
目釘穴:1個
元幅:3.21cm
先幅2.02cm
重ね:0.75cm
刀剣重量:765g
時代:江戸時代弘化4年(1847)
体配:身幅広く重ね厚く反りが深く付き表裏に棒樋と添樋を掻き生刃がしっかりと残った健全な作品。
地鉄:小板目肌よく錬れて精良な地鉄となる。
刃紋:小沸出来互の目丁子が刃区から鋒に至るまで続く。帽子乱れ込んで先、丸く返る。
特徴: 作陽幕下士細川正義は水心子正秀の門人で、大慶直胤とともに水心子一文の双璧をなす江戸末期の代表的な刀工です。高い技量を持ち、正秀の復古刀論を受け継ぎ、備前伝や相州伝を得意とした。本作は正義の得意の備前伝で丁子乱れを焼いている。鑢目が太く鮮やかで、丁寧に制作されたことが窺える。本作は明るく冴えた作品で出来が非常に良いです。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:2,600,000円