ご注文番号: 24011
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘: 南之太郎朝弘作之
慶応元年八月日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は南之太郎朝弘作之としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:金一重
刃長:74.0cm
反り:1.9cm
目釘穴2個
元幅3.07cm
先幅:2.03cm
重ね:0.87cm
刀剣重量:900 g
時代:江戸時代末期慶応元年(1865)
体配:身幅広く重ね厚く反りが深くつき鋒が伸びて生刃が3cmほど残った健全な作品
地鉄:板目肌に杢目肌が混じり地沸が付き肌目がよく見て取れる。
刃紋:沸出来直刃調に互の目乱れがまじり足、砂流、金筋が盛んに働く。
特徴:南之太郎朝弘は南海太郎朝尊の門人と思われ、銘の切り方、茎の形状などが初代の朝尊に似ている。
本作は刃紋や帽子が鎌倉時代の古刀によく似ていて、出来が良いです。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書
全身押し形