ご注文番号: 15276
刀:白鞘入り(第39回重要刀剣)
銘:河内守藤原国助(初代)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は河内守藤原国助としては 最上作にランクされます。
鎺:金着二重鎺
刃長:2尺4寸9分5厘(75.6cm)
反り:6分5厘 (約2.0cm)
目釘穴:1個
元幅:3.1cm
先幅2.1cm
重ね: 0.7cm
刀剣重量: 770g
時代: 江戸時代寛永頃
体配: 元幅が広く反り深くつき鋒延び心の作品
地鉄:小板目肌精良な地鉄で刃区近辺にお映りがあらわれる。
刃紋:沸出来尖互の目乱れとなり足が入る。帽子、一枚風に働く。
特徴:新刀:業物:上作:摂津
河内守藤原国助は伊勢出身の刀工で、京都で堀川国広に門下に入り、国広の死後は同門の初代国貞とともに大阪で活動し、大阪鍛治に強い影響を与えた。作風からして実質的な師は同門の越後守国儔と言われている。本作の茎の銘や丸棟などは実に綺麗です。刃紋は二代のような華やかなものではありませんが、地鉄が細かく詰んでいて、穏やかで美しい作品です。
第39回重要刀剣指定書
葵美術鑑定書
全身押し形