ご注文番号:22456
脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘: 津田近江守助直
新刀:上々作:良業物:摂津
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 津田近江守助直 としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:金着二重
刃長:46.1cm
反り:1.4cm
目釘穴:1個
元幅:2.99cm
先幅:2.12cm
重ね:0.76cm
刀剣重量:495g
時代:江戸時代 元禄の頃
体配:身幅、重ね尋常な反りが深くつき切先がのびた体配の良い姿をした作品
地鉄:小板目肌良く練れて地沸がつき綺麗な地肌となる。
刃紋:沸出来、匂口深く付き濤乱刃風に匂口が深く焼き上げ刃紋には砂流、金筋が働き渦状の刃が見て取れる
特徴:津田近江守助直は近江高木で生まれ通称孫大夫と称しそのご越前守助広の門人となる。大阪に住み元禄6年頃まで作品を見る(55歳)作風は津田助広の濤乱刃から互の目乱れを焼いたり整った作品を製作する。 時には助広を凌駕する作品も多く器用な刀工として評価されている。
葵美術より一言:本作は彼の50歳くらいの時代に製作した作品で出来も優れております。彼の師匠が天和2年に没してから大阪にとどまり妹の婿となっていたこともあり45歳には津田性を名乗り死ぬまで津田性を名乗る。
保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形