ご注文番号:22353
脇差:白鞘入り
銘:土佐住稿龍子貞弘造之
昭和六十三年六月日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 土佐住稿龍子貞弘としては上々作にランクされる作品です。
鎺:銀一重
刃長:38.5cm
反り:0.7cm
目釘穴:1個
元幅:3.28cm
重ね:0.7cm
刀剣重量:385g
時代:現代 昭和63年6月日
体配:身幅が広く重ね厚く反りのある作品で初刃を残した作品です。
地鉄:小板目肌良く練れて地沸がつき綺麗な地肌となる。
刃紋:沸出来直刃にのたれた作品で匂口深く刃紋の幅が厚い。
帽子匂口が深くつく。 刃中、金筋が働く
特徴:土佐住稿龍子貞弘は四国の土佐で活躍する刀工で寸が長く寸伸び短刀と称される作品です。
葵美術より一言:土佐住稿龍子貞弘は寸伸び短刀の製作は少ない。匂口が深く左行秀を思わせる作品です。初刃を残しとても健全なので是非お勧めしたい作品です。 見事な相州伝であります。
葵美術評価鑑定書:全身押し形