ご注文番号:18614
脇差:白鞘入り、拵え付き(貴重刀剣)
銘:大法師法橋来金道
新刀:上作:業物:山城
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は 大法師法橋来金道としては上々作にランクされる作品です。
はばき:金着二重
刃長:1尺5寸9分(48.2cm)
反り:4分(1.2cm)
目釘穴:3個
元幅:3.06cm
先幅:2.40cm
重ね:0.68cm
時代:江戸時代慶安の頃1648年
体配:身幅が広く重ね厚くがっしりとして肉置きが良く
反り適度に付き切先の延びた体配の脇差
地鉄:板目肌よく練れて地錵が付き肌目が良く見てとれ地景が入る。
刃紋:錵出来刃区より直刃、その先互の目乱れ帽子三作風にのたれて丸く返る。
特徴:来金道は二代目は 大法師法橋来金道と銘を切り
作品は伊賀守二代金道の如くの作品です。
大法師法橋来金道銘の作品は少なくこれほどがっしりとした作品は
私は初めてで出来も変化に富んだ作品で拵えもまずまずでお勧め出来る作品です。
拵:
鍔:円形の鉄鍔に竹模様を真鍮で象嵌をほどこす
縁頭:鉄地に銀で文様を象嵌する。
栗形:銀地で波と波飛沫を高彫りし金で飛沫を表す
鞘:焦げ茶色の鞘で柾目筋目模様を入れた洒落た鞘
目貫:魚の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
葵美術より一言:身幅が広く重ねの厚いがっしりとした脇差で魅力のある作品です。
時代背景:慶安の変(けいあんのへん)は、慶安4年((1651年)4月から7月にかけて
由井正雪、丸橋忠弥、金井半兵衛熊谷直義であった。
貴重刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形