ご注文番号: 24454
脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘: 無銘(尻懸)
刃長:57.7cm
反り:0.7cm
目釘穴:2個
元幅:2.78cm
先幅:1.80cm
重ね:0.63cm
時代: 鎌倉時代末期~南北朝期
体配:身幅重ね尋常なやや切先が延びた大磨上無銘脇差で、鎬地が広い脇差。
地鉄:板目肌良く錬れて、杢目が混じり、地沸が付き、地景が入り、肌目が良く見て取れる。
刃紋:直刃基調に互の目乱を焼き、二重刃かかり、匂口やや深く、足、葉が盛んに入る。砂流し、金筋が盛んに働く。
帽子は掃き掛ける、焼き詰め風となる。
特徴:大和五派のひとつである尻縣派は則長を祖として鎌倉時代後期南北朝期にかけて活動した。
葵美術より一言: 本作は 大磨上無銘の脇差で、瑕が無く、匂口が柔らかく地鉄の良さと刃中の働きが盛んな事から、龍門にも見える出来で誠に見所の多い名品です。古刀の魅力をふんだんに兼ね備えた抜群の出来で是非お勧めしたい作品です。
拵:
鐔:八ツ木瓜形の鉄鐔に点象嵌
縁頭:馬に乗って川を渡る武者の図
鞘:黒地に青貝散らしで模様をつける
目貫:三日月図
保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定:全身押し形
価格:600,000円