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お知らせ

鑑定会:第265回



前回の回答は、
備州長船住兼光 康永2年11月日
でした。
特徴:兼光は、南北朝時代から室町時代末期迄かなりの刀工が存在する。景光の嫡男として生まれ、孫左衛門と称する。
兼光は、室町時代に数多くの同名がいるためにどこの刀工かは判断できませんが、古さを感じさせる出来です。
本作は古来、極めて有名な一振りで、刀工辞典(藤代編)の119ページに記載されており、その他数多くの書籍に記載されている。
上杉家に伝来された号水神切として、良く知られた作品です。
直江兼続の愛刀として知られ、この刀で洪水を治めたという伝説から「水神切」と呼ばれる。
上杉景勝公御手選び35腰の一振りです。
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第265回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成25年11月8日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

刃長:72.2センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:2個 
元幅:2.78センチ 
先幅:1.62センチ
重ね:0.55センチ
時代:室町時代初期頃
ヒント
この刀工は誰でしょうか?
地金が良く練れて地錵が付く。
刃紋は互の目乱れに尖り互の目乱れが混じる。
帽子:乱れ込んで焼き詰め風となる。
大変難しいですが帽子の刃紋と刃紋に尖りごころの刃紋がある。
大摺上無銘無銘である。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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