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お知らせ

鑑定会:第352回



前回の回答は、
無銘(伝長船元重) でした。
特徴:備前長船元重は大蔵允と称し長船守重の子で重真の兄で相伝備前の作風を発揮する刀工です。 
作風としてはがっしりとした作品が多く地には映りが表れ刃紋は角張った片落互の目乱れが多く
帽子は尖って返る兼光風になる作品が多い。兼光と異なるのは刃紋が片落互の目となる。   
本作は正に身幅が広く重ねの厚い堂々とした作品で刃滲みはあるものの鎌倉時代の体配を今に残し
堂々としており切れ味抜群の最上大業物に指定されて現在特別保存刀剣に認定された上々作の作品です。
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第352回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成27年08月21日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀はだれでしょうか。
刃長:35.7センチ
反り:0.3センチ
目釘穴:2個
元幅:2.73センチ
重ね:0.39センチ
体配:身幅やや広く反りの浅い長寸の寸延び短刀で三つ棟となり表裏の棒樋を彫り
典型的なその時代の体配をした作品です。
地鉄:小板目肌に小杢目肌が微妙に混ざり合い地錵が厚く付き、
地に沿って地景がよく入り鮮明な映りが現れる
刃紋:小錵出来直刃にのたれが混じり匂口深く切先尖って返る。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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