前回の回答は、
左行秀でした。
特徴:左行秀は長寸の切先が延びた作品が多く匂口の深い太直刃やのたれ刃が多く、
自ら筑前左文字第39代を任じているだけあって匂口の深い直刃や、のたれ刃紋ではこの刀工の右に出る作品は見かけない。
匂口の深い直刃が多い一方、ときにはやや匂口の深い互の目乱れも焼きます。
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第409回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成28年10月15日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀は誰でしょうか。
刃長:45.5 cm (1尺5寸)
反り:1.2 cm (4分)
目釘穴:3個
元幅:3.16 cm
先幅:2.25 cm
重ね:0.65 cm
体配:身幅、重ねしっかりとした脇差。
地鉄:小板目肌よくつみ、杢目肌交じり、地沸厚くつき、地景細かによく入り、明るく冴えた精妙な地鉄。
刃紋:互の目乱れ、金筋よく働き素晴らしく明るい刃を焼く。
ヒント:刃が明るい。
帽子は通常くびれて丸く返る作品が多い。
地金が詰んで地錵が付き細かな地景が入り美しい地金となる。
裁断銘のある作品が多い。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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