前回の回答は、
無銘(青江)でした。
特徴:青江派は備中高梁川下流域を中心に繁栄し、多くの名作を残したが、
鎌倉時代中期頃より南北朝期頃までのものが青江、それ以前のものが
古青江と呼ばれる。室町時代になると全く衰退している。
作風は地肌に澄み肌が出る事、刃紋に逆乱れや逆足入り、
備前物に比べて地鉄が硬いのが見所とされる。
本作は大磨上無銘ながら同派の特色を良くあらわしている。
作風は地肌に澄み肌が出る事、刃紋に逆乱れや逆足入り、
備前物に比べて地鉄が硬く生き生きとして縮緬肌となる。
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第468回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成29年12月9日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
ヒント
刃長:68.5センチ
反り:2.4センチ
目釘穴:2個
元幅:2.76センチ
先幅:2.14センチ
重ね:0.76センチ
体配:身幅。重ね尋常で反りが深く付き表裏に
棒樋を彫り切先やや延びた体配の良い作品です。
地鉄:板目肌に大板目肌を交え地錵がよく付き
肌目にそって黒い地景が長く入る。
地には棒状の映りが現れる。
刃紋:錵出来直刃となり帽子、三作風にのたれて尖りごころに丸く返る。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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