前回の回答は、
固山宗次/天保十年三月日でした。
特徴:固山宗次は享和三年に陸奥白河に固山宗平、宗俊の弟として
生まれ、宗兵衛と称した。更に白河松平家の抱工として作刀し藩主に従い
桑名に移住する。
天保二年に江戸に出て鍛刀する。弘化二年に備前介を受領。
当時からかなり有名であったと考えられ
彼に刀を注文する武士はかなりあったと言われている。宗次の作品は
どれもが欠点のない出来が多く高技量の持ち主であった事が伺える。
第496回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成30年7月21日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:61.6センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:2個内1埋個
元幅:2.96センチ
先幅:2.0センチ
重ね:0.65センチ
体配:やや短めの刀で身幅、重ね尋常な反りがやや深く
切先が長めの体配の良い刀
地鉄: 小板目肌良く詰んで地錵が付き綺麗な地金となる。
刃紋:錵出来丁字乱れ丁字の頭が2つに割れる
独特の刃紋で珍しく切先の刃紋が乱れ込む。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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