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鑑定会 : 第550回


前回の回答は、
陸奥守藤原綱重/(金象嵌)籠釣瓶 寛文九歳酉四月十一日 三つ胴裁断  柴崎伝左衛門正次(花押)でした。

特徴:本作は身幅、重ねともにしっかりとした作品で肉置きが良い。
陸奥守藤原綱重は伊勢大掾綱広の門人で作風は師匠に酷似して
一見すると虎鉄を思わせる風情です。 
一説によれば虎徹は伊勢大掾綱広の門人とも言われております。        

第550回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和元年8月3日)
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刃長:2尺3寸7分0厘(71.81センチ)
反り:5分5厘(1.66センチ)
目釘穴:2個
元幅:3.10センチ
先幅:2.25センチ
重ね:0.70センチ
刀身重量:885グラム
体配:大摺上で身幅が広く重ね厚く反りが深く付き
切先やや延びた堂々とした体配の作品で
885グラムとがっしりとした作品です、
地鉄:小板目肌に杢目が交じる柾がかる地鉄に細かな地景入る。
刃紋:匂口の深い直刃に足が良く働き刃縁柔らかく砂流、細かな金筋が働く。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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