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鑑定会 : 第595回


前回の回答は、
津田越前守助広(2代) でした。

特徴:津田越前守助広は初代の助広を引き続いで
努力を結集して大阪新刀第一頭の地位を築いた。  
当時江戸時代は戦争も無くなり、穏やかな時代へと突入していった
平和な時代背景となり刀の販売が停滞し、刀剣制作では生活が出来ない状況となった。 
そこで多くの刀工は大名や武士に売れる作品を制作しなければならなくなった為に
華やかな濤乱刃や真改の匂口の深い太直刃、彫りのある一竿子忠綱、丁字乱れの光平、
紀州石堂、虎徹、九州物などがキラ星のごとく輩出されたのであります。
参勤交代や武士、町人、刀工達が自由に国内を旅行する時代背景があり
交流も深まり他国での作品を見る機会も増えていった事で
津田越前守助広の濤乱刃には多くの大名や武士に驚きを与えていったに違いがありません。
その人気に数多くの刀工達が助広の濤乱刃を真似していったのであります。

第595回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和2年6月27日)
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刃長:66.8センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:3個
元幅:3.03センチ
先幅:2.0センチ
重ね:0.8センチ
刀身重量: 750グラム
体配:身幅、重ね尋常な刀。
反りが深く付き切先延び心となる。
地鉄:杢目肌良く練れて地錵が付き
地景が交り淡い映りが現れる。
鎬地:板目に杢目肌が交る。
刃紋:小錵出来、互の目乱れに丁字乱れが交り
足、葉が良く入り砂流。金筋が働く
帽子:のたれて先尖って返り深い、先掃掛となる。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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