前回の回答は、
肥前国河内守藤原正広以真鍛作之
寬文八年二月日でした。
特徴:肥前国河内守藤原正広は時折以真鍛作之と入れることがある。
初代正広の子供で初名は正永、武蔵大掾、
武蔵守受領に寛文5年には河内守に転じ正広と改める。
元禄13年8月6日73歳で亡くなる
作風は初代同様です。
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第710回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和4年9月24日)
刃長:73.1センチ
反り:1.2 センチ
目釘穴:1個
元幅:3.49センチ
先幅:2.54センチ
重ね:0.72センチ
刀身重量:975グラム
体配:身幅が広く重ね厚く初刃がありがっしりとした作品で反り適度に付き切先、中切先となる。
地鉄:本作の地鉄は綾杉風の地鉄で杢目肌良く現れ地景が良く出ている
刃紋:沸出来丁子乱れが盛んとなり金筋激しく絡んで則重風に働く
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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