前回の回答は、
元重
でした。
特徴:この作品は元重と裏に銘が茎穴の上部、すなわち初の銘であると言えます。しかし
この銘が通常の元重とは違って、古伯耆の流れを組む刀工であるように感じます。このよ
うな作品は奉納刀とも考えられますが、まず珍しい作品と考えられます。
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第755回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和5年8月12日)
刃長:71.0センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:2個
元幅:3.10センチ
先幅:2.32センチ
重ね:0.65センチ
体配:身幅重ねしっかりとした体配の良い刀
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がよくつき、詰んだ地鉄。
刃紋:小錵出来、直刃に小足が良く働き、匂口が柔らかく帽子丸く返る。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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