前回の回答は、
無銘 (千子正重)
でした。
特徴:千子正重は父親が村正であり、名もよく似た銘で中心も同じである。
村正の子と伝えられた刀工で先子村正の門人で作風は村正に酷似する。
村正は刃文は沈み心ですが本作は明るく冴えております。
また村正一派は短刀の製作が多いのですが
刀の製作は極めて少なく滅多に出てこません。
この作品はは珍しく刀になっております。鎬地は板目に柾目が大きく流れており美濃の特
徴が良くでております。
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第802回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和6年7月6日)
刃長: 66.6センチ
反り:2.1センチ
目釘穴:3個
元幅:2.66センチ
先幅:1.98センチ
重ね:0.64センチ
刀剣重量:595グラム
体配:区送があり、表裏に棒樋が左右に入り、反りがあり、
帽子はやや長く体配の良い姿をした作品です。
地鉄:板目に地景が入り映りが現れる。
刃紋:直刃に互の目乱れが匂口柔らかく品格のある刃紋で明るく冴えた作品です。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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(弊社都合により鑑定コーナーに関するメールには返信できませんのでご了承ください。)