前回の回答は、
無銘(平高田)
でした。
特徴:平高田は豊後、高田鍛治の一派で長禄1487年平鍛治の一派である。本作は直刃出来で映りが現れやや刃紋に硬さを感じさせます。一見すると古さを感じさせます。平高田は一文字風の作品から青江風の作品、と幅広く見て取れる作品が多く、とかく平高田は室町時代末期と考えておられる方も多いと思いますが意外と時代は
古い作品が多いものです。
=========================================
第816回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和6年10月12日)
刃長:67.6センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:2個
元幅:3.30センチ
先幅:2.20センチ
重ね:0.65センチ
刀剣重量650グラム
体配:身幅が広め反りが深め鋒が伸びた体配の刀
地鉄:柾目肌が強く現れ地景がよく出ております
刃紋:刃区の表裏の刃紋がよく揃い、その先直刃刃紋となり
帽子近辺が膨らみ、鋒は小丸い帰り先掃掛る。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
=========================================
回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
=========================================
(弊社都合により鑑定コーナーに関するメールには返信できませんのでご了承ください。)