前回の回答は、
無銘(当麻)
でした。
特徴:鎌倉時代中期頃に国行を祖として伝えている。奈良の寺院と大和の刀工は密接な関係にあり
当麻派の鍛治は当麻寺隷属していたものと考えられる。一派には在銘品は少なく多くは
無銘極めとなっており。国行の在銘品は板目ごころに鍛えが良く練れている直刃調の沸ずいた
刃紋に砂流のかかった比較的穏やかな作風であるがこれに対して当麻派激しく沸付き、
金筋のよくはいった相州物を思わせる様な出来が多い。
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第818回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和6年10月26日)
刃長: 57.0センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:1個
元幅:3.21センチ
先幅2.13センチ
重ね:0.65センチ
刀剣重量:590グラム
体配:身幅が広く重ねがあり反りは深めとなり鋒が伸びた体配のがっしりとした作品で長さも57cmとほぼ刀のサイズとなり、健全な作品となる。
地鉄:小板目肌よく錬れて肌目が見て取れ帽子の乱れ込んだ作品となる。鎬地板目肌となりよく詰んだ作品となる。
刃紋:沸出来三本杉の尖刃紋が続き所々金筋が働く。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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