前回の回答は、
▫︎▫︎(不明)(古波平)
でした。
特徴:波平は平安時代後期に大和から薩摩に移住した正国とその子の行安を祖として新々刀期まで続いた薩摩の刀工の一派で、その中でも南北朝期以前の刀工が古波平と呼ばれる。作風は大和伝の特徴が強いが、ねっとりとして柔らかな地鉄となり、柾が流れ、綾杉肌が見られるものがある。
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第835回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和7年2月22日)
刃長:2尺4寸8分 (75.2cm)
反り:6分(1.2cm)
目釘穴:2個
元幅:2.74cm
先幅:1.54cm
重ね:0.53cm
体配: 生茎、身幅尋常で重ねやや薄く、反りが深くついて先伏せ心となり小鋒詰まる。
地鉄:小板目肌に杢目肌肌が交じり地沸がつく。
刃紋:小沸出来直刃に小乱を交え金線が入り先うるみ心となる。帽子やや判然としない。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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