ご注文番号:AS24324
刀:拵え入り(保存刀剣)
銘: 備州長船祐定
永正十七年八月日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は備州長船祐定としては上作にランクされる作品です。
鎺:素銅一重に金色絵
刃長:2尺2寸(66.7センチ)
反り:7分(0.83センチ)
目釘穴:2個
元幅:2.95センチ
先幅:1.86センチ
重ね:0.67センチ
刀剣重量: 600 グラム
時代:室町時代永正の頃
体配:身幅重ね尋常な反りが深くつき、
切先やや伸びた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく錬れて肌立ち肌目がよく見てとれる。
地には淡く映りが立つ。帽子丸く返る
刃紋:匂出来、直刃に足がよく入る。
特徴:永正17年の祐定の作品です。永正時代には祐定はまだ良い玉鋼を使用して製作していたというのはその地鉄から伺えます。しかしこの時代を境に祐定、清光は多量生産へ流れていく。これほどよく練られた地鉄の作品は少なくなります。
拵:
鍔:円形の鉄鍔に植物を彫り、金色絵を施す
縁:赤銅魚子地に華やかな桜の花を高彫りし金色絵を施す
頭:角
鞘:黒呂色鞘
目貫:赤銅地に花束の図を高彫りする。
保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形
オークション開始価格:450,000円