ご注文番号:AS24781
刀:白鞘入り、箱付き(第50回重要刀剣)(折り紙)(委託品)
銘:(朱書) 大和包永
本阿(花押)(光遜)
鞘書:二尺三寸有之
古刀:大業物:上々作:大和
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は(朱書) 大和包永 としては 最上作 にランクされる作品です。
鎺:銀一重
刃長: 2尺3寸1分8厘(70.3センチ)
反り:6分5厘(1.97センチ)
目釘穴:3個
元幅:2.87センチ
先幅:2.11センチ
重ね:0.68センチ
刀剣重量:720グラム
時代:鎌倉時代、正応頃 1288年
体配 大磨上無銘茎に朱銘で大和包永
裏には本阿弥と朱銘で描かれている。
驚くのはその銘が大切に扱われ綺麗に銘が残っていることです。
反りが深く鎬地まで現れる。
地鉄:小板目肌に地景が入り、精良な地鉄となり、映りが現れる。
刃紋:直刃出来、足がよく入り、精良な地鉄となる。 帽子尖心に返る。
特徴:この作品は重要刀剣に指定されており、大和包永と茎にも朱銘が出ております。この朱銘は大変重要ですから大切に保存されることを願っております。
葵美術より一言:朱銘でこれほど綺麗な作品は少なく珍しい。
手掻の名称は奈良の東大寺に西大門の近くに住したから手掻派という。私的な判断で言わせていただければこの直刃小互の目混じりに明るく冴えた刃紋は品格のある作品で反りも素晴らしく是非お勧めしたい見事な作品と言えます。
第50回重要刀剣
折り紙
箱付き
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:3,850,000円