ご注文番号:24117
刀:白鞘入り(第49回重要刀剣)(委託品)
銘: 無銘(綾小路)
鞘書:城州綾小路 但し大擦上無銘 姿体地
刃紋古雅有之雅味豊也 盖し同派中定利の被疑有
有之候 刃長二尺三寸五分
探山拝観 花王
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(綾小路)としては 最上作作 にランクされる作品です。
鎺:金無垢40グラム(18金)
刃長:71.6cm
反り:1.7セcm
目釘穴:生2個
元幅:2.79cm
先幅1.69cm
重ね:0.55cm
刀剣重量:580グラム
時代:鎌倉時代宝治頃 鎌倉時代中期
体配:先に行きうつ伏せ心となり鎌倉時代中期頃の体配となる。
地鉄:小板目肌よく練れて乱れ映りが現れる。
刃紋:小沸出来互の目乱れ柔らかく匂口が深くつき
潤み心の小互の目乱れが鋒近辺に続く。
刃紋に沿って丸くやわらかく働く
葵美術より一言: 綾小路 と鑑定された作品で刀剣保存刀剣及び田野辺先生の同様な綾小路 という鑑定書が付記されております。鎌倉時代中期宝治1247年 777年前の作品です。現在重要刀剣に指定された名品で体配もよく雅味のある作賓です。おそらく良く知られた高官が保有していた刀であると思います。
第49回重要刀剣指定書
葵美術正真作
全身押し形