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お知らせ

刀:長光(保存刀剣)

ご注文番号:24212

刀:白鞘入り(保存刀剣)(塚本素山折紙)

銘: 長光

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は長光としては 上作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:素銅一重
刃長: 66.6センチ
反り:1,6センチ
目釘穴:1個
元幅:3.25センチ
先幅2,04センチ
重ね:0.75センチ
刀剣重量770グラム
時代:昭和
体配:身幅が広く重ね厚く生刃が大きく残り
反りが適度につき帽子長めとなる。
地鉄:小板目肌よく詰んで無地となる。
刃紋:沸出来に小足が入り帽子丸く返る。

特徴:戦時中、岡山刑務所の所長であった江村繁太郎は、刑務所内で本来真面目な受刑者の更生を願って、当時岡山県の刀工であった市原一龍子長光を招き同様に囚人達に刀を制作させた。長光は陸軍受命刀匠として当地では名が知られ陸軍々刀技術奨励会入選した刀匠であります。囚人を指導しながら制作を行ったため作風にばらつきがあり、研磨も充分ではなかった為一見すると粗雑な刀と思われますが、よく研磨された刀を見ると地金も評価される作品です。銘は単に長光、一龍子作、一龍子長光、備前国於烏城下一龍子長光作等と銘を切ります。

葵美術より一言:一般的に戦時中に制作された刀は昭和刀と呼ばれ今まであまり評価はされてこなかった。その理由は無鍛錬刀の存在です。しかしながら良く鍛錬されている作品も多く昨高く評価をされる作品もあるのです。 それと当時制作された数多くの作品は研磨が極めて雑であった事も原因の一つかも知れません。本作は市原一龍子長光が岡山刑務所の受刑者に刀剣の製作を教えたし作品です。 がっしりした健全な作品で研磨もしっかりと行われ出来も地鉄も良くぜひお勧めいたします。

保存刀剣(*近日発行予定)
塚本素山折紙
葵美術鑑定書
全身押し形
※海外送料別途

価格:350,000円

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