ご注文番号: 24763
刀：白鞘入り(第22回重要刀剣)
銘：丹波守吉道(初代)
鞘書:寒山 昭和38年
大名登録昭和26年1月12日 東京都6205番
新刀：良業物：上作：山城
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は丹波守吉道(初代)としては最上作 にランクされる作品です。
鎺：金重一重
刃長:2尺4寸4分5厘(74.1cm)
反り:5分0厘(1.52cm)
目釘穴:1個
元幅:3.19cm
先幅:2.18cm
重ね:0.75cm
刀剣重量860g
時代:江戸時代初期
体配:身幅が広く、重ね厚く、反りが浅くつき、鋒がのびた慶長新刀の体配。
地鉄：板目肌、地沸がつく。
刃紋：沸出来のたれ互の目乱れが交じり、沸がつき砂流がかかる。
特徴：京初代丹波守吉道は美濃兼道の子で兄弟に伊賀守金道、和泉守金道、越中守正俊がいる。兼道は息子たちをつれて京に上り、一派は三品派と呼ばれる。中でも吉道は簾刃と呼ばれる独特の技巧的な刃文を確立した。簾刃は初代吉道が考えたとされるが、本作の刃文は後代のようなはっきりとした簾刃ではなく、砂流しや葉が複雑に入りその萌芽を感じせます。
葵美術より一言: 本作はがっしりとした長寸の刀で、地刃ともによく沸づいて複雑な様相を呈した見どころの多い魅力的な作品です。
第22回重要刀剣指定書
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:4,500,000円
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