ご注文番号: 23622
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:九州肥後同田貫上野介
(切付銘): 一
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は九州肥後同田貫上野介としては上作 にランクされます。
鎺:金着二重鎺
刃長:69.7cm
反り:1.4cm
目釘穴:2個
元幅:3.3cm
先幅:2.5cm
重ね:0.7cm
刀剣重量:845 グラム
時代:室町時代末期
体配:身幅が広く重ね厚く反りが適度につき表裏に棒樋を彫ったさくひん。
地鉄:板目肌肌立ち白気風の映りが現れる。
刃紋:沸出来直刃に小足が働き葉が入る。
帽子乱れ込んで先掃掛る。
特徴:同田貫一派は室町時代末期に活躍しその中でも清国、正国を双璧としてあげられる。同田貫と切るものに兵部、又八、右衛門などと俗名を切るものがいた。 いずれも加藤清正に刀工として仕えたが同家の没落とともに廃業をしたと考えられます。幕末になると大和守正勝、宗廣父子らが先祖業を再興したと言われております。
特徴:同田貫一派は室町時代末期に活躍しその中でも清国、正国が双璧としてあげれる。同田貫と切るものに兵部、又八、右衛門などと俗名を切るものがいた。 いずれも加藤清正に仕えたが同家の没落とともに廃業をしたと思われる。幕末になると大和守正勝、宗廣父子らが再興した。
葵美術より一言:同田貫は映画で有名な子連れ狼で知られる様になりました。子供を木の車に入れてばったばったと切り倒していく爽快な映画でした。
本作は多少区送りがあるが健全な作品です。がっしりとした作品で帽子も伸びて慶長新刀の体配に似ます。