ご注文番号: 25012
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:大和保昌貞宗伝
吉野山日本月山精鍛作(貞勝)
昭和十二年三月吉日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は月山貞勝としては 上々作 にランクされます。
鎺:銀一重 月山鎺
刃長:67.6cm
反り:2.2cm
目釘穴:1個
元幅:2.98cm
先幅:1.82cm
重ね:0.71cm
刀剣重量 710g
時代: 昭和12年3月(1937)
体配: やや細身で反りが深くついた健全な作品で生刃がつく。
地鉄: 柾目肌よくつんで小板目肌交じり地景が入り、鎬地も柾目肌となる。
刃紋: 直調にのたれが交じり足が入り、砂流、金筋が働く。
特徴:月山貞勝は初代代月山貞一の息子で貞一の晩年まで代作を行なっていた。父の没後は技量を発揮し皇室の刀や伊勢神宮への奉納刀などを手がけた。貞勝から受けついだ綾杉肌をはじめとして様々な作風をこなした。
葵美術より一言: 本作は大和伝保昌貞宗を写した作品で柾目肌がよく錬れた精緻な地鉄が美しく研磨も素晴らしい。是非お勧めしたい作品です。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形
価格:2,200,000円