ご注文番号: AS23219
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:無銘(古宇多)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は無銘(古宇多)としては上作にランクされます。
鎺:銀着一重
刃長:68.2cm
反り:1.0cm
目釘穴:4個(内1個埋)
元幅:2.99cm
先幅:2.21cm
重ね:0.61cm
時代:南北朝頃
体配:身幅重ね尋常で反りがやや浅くつき切先がのびる。
地鉄:板目肌に地景が入り肌目がよく見て取れる。所々映りが現れる。
刃紋:沸出来、直刃。小足や葉が入る。
特徴:宇多派は大和国宇陀郡から越中に移住した刀工一派で、鎌倉時代末期の古入道国光を祖として国房、国宗、国次などの刀工が活躍し、江戸時代まで繁栄した。室町時代初期の応永(1394〜)以前の作を古宇多、それ以降のものが宇多と呼ばれる。則重に似た出来が多く、肌目の良く目立つ作が多い。
拵:
鐔: 赤銅鍔に波の図
縁:赤銅魚子地,秋草図
頭:角
鞘:黒蝋色鞘に葵紋を金蒔絵
目貫:狸図
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書
全身押し形
オークション開始価格:1,450,000円