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お知らせ

刀: 無銘(左貞吉)(特別保存刀剣)

ご注文番号: 24577

刀:白鞘入り、箱付き(特別保存刀剣)
銘: 無銘(左貞吉)

鞘書:
筑前国左貞吉  大磨上無銘なれど左文字の古伝之有り候。
然れども、幅広、大鋒の延文貞治型の豪壮な形態を示す点からすれば大左一門作と鑑すべきが妥当なりて一類中最も穏健な作風が見所なる同工に収斂さる。地刃よく沸付きて重厚な味わいを湛え、取り分け精妙で明るく冴える地鉄が称揚される優品なり。尺3寸2分。
2022年正月探山識

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は 無銘(左貞吉) としては上々作にランクされます。

はばき:金着一重
刃長: 70.4cm
反り: 1.0cm
目釘穴: 2 個
元幅: 3.0cm
先幅: 2.2cm
重ね: 0.7cm
刀身重量: 860g
時代:南北朝時代
体配:大磨上無銘で身幅、重ねしっかりとあり、反り適度に付き、鋒が伸びる。
地鉄:小板目肌に小杢目肌が交じり澄んだ美しい地金となり写りが現れる。
刃紋:小沸出来直刃基調に小互の目乱れが交じる。帽子乱れ込んで先尖って返る。

特徴:左貞吉の師である大左は南北長期の博多の刀工で、地刃ともに明るく冴えて地景金筋が入る作風を創りあげた。大左の門人である行弘、吉貞、国弘、弘行、弘安、定行などの弟子達は末左と呼ばれ、師の作風を引き継いで繁栄した。

葵美術より一言:本作は大磨上無銘であるが、身幅が広く、大切先で典型的な南北朝時代の体配をした作品です。帽子に左文字の特徴が良く表れています。左一派の特徴は地金の美しさにあると考えますが、本作もよく澄んだ美しい地金です。是非お勧めしたい一振りです。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格:1,450,000円

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