ご注文番号: 24798
刀: 白鞘入り (特別保存刀剣)
銘:無銘 宇甘 (雲生・雲次・雲重など)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は宇甘としては上々作にランクされます。
鎺:
刃長:2尺3寸4分5厘(71.0cm)
反り:8分(2.4cm)
目釘穴:3個
元幅:3.10cm
先幅: 1.84cm
重ね: 0.62cm
刀剣重量: 695g
時代: 鎌倉末期から南北朝
体配: 大磨上無銘、身幅広く重ねやや厚く反りが深くついて小さく鋒を結ぶ。表裏に棒樋を掻く。
刃文: 小沸出来明るく冴えた直刃に小足が入り小乱れを交える。帽子掃掛ける。
地鉄:小板目肌錬れて映りが現れて綺麗な地鉄となる。
特徴: 備前国宇甘では鎌倉時代末期から南北朝期にかけて雲生、雲次、雲重などの刀工が活動し、同じ備前の長船の作風とは異なり、来物や青江に近い出来。疵が見受けられますが、綺麗な作品です。鞘書にもありますが、古い青江のような出来で魅力的だと思います。
価格:950,000円