ご注文番号: 24222
刀:白鞘入り
銘: 相州住和平作(無監査刀匠)
父依リ最愛ナル彰ニ贈之
盡精魂限鍛之昭和五十三年春
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は相州住和としては 上々作 にランクされます。
鎺:
刃長: 67.7cm
反り:1.9cm
目釘穴:1個
元幅:3.3cm
先幅2.6cm
重ね:0.8cm
刀剣重量:860g
時代:昭和53年春
体配:身幅広く重ね厚く鋒ののびた体配
地鉄:小板目肌よく錬れて綺麗な地鉄となる。
刃紋:互の目乱れ、匂口が深く刃中、砂流、長い金筋が働く。
帽子乱れこむ。
特徴:大久保和平は昭和18年神奈川県で生まれの刀工で18歳から宮入昭平に師事し、実家に鍛錬所を設け師より和平の名をもらい独立をした。彼は師匠の影響もあって相州伝や備前伝を得意とし、平成12年に無監査刀匠となりました。平成15年59歳の若さで亡くなったため作品は多くありません。
葵美術より一言:
本作の長い金筋は見事です。
銘には精魂の限りを尽くして之を鍛えるとあり、贈り物として一生懸命鍛えたことが伺えます。そのためか出来も素晴らしい作品です。
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:750,000円