ご注文番号: AS16542
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:荘司勝弥直秀 慶應二年二月日
新々刀:中上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は荘司勝弥直秀としては上々作にランクされます。
鎺:素銅一重鎺
刃長:74.5cm
反り:1.7cm
目釘穴:1個
元幅:3.1cm
先幅:2.2cm
重ね:0.8cm
刀剣重量:890g
時代:江戸時代慶応頃
体配:身幅広く重ね厚く反りが深く付き鋒がのびた作品で生刃が少し残る。
地鉄:小板目肌よく錬れて無地に近い精良な地鉄となる。
刃紋:沸出来互の目乱れ、丁子乱れで刃中に砂流、金筋が盛んに入る。帽子乱れこむ。
特徴:荘司勝弥直秀は次郎太郎直勝の子で大慶直胤の孫にあたる。明治38年73歳で没した。
本作は体配が良く、刃文が華やかで、父の次郎太郎直勝に引けを取らない見事な出来の作品で、直秀の最高傑作だと思います。防空壕にいれたのか、茎に傷んだ部分が見受けられますが、銘は全て読めます。
拵:
鐔:円形の鉄鐔に竹の図を透かし彫りし、紋様を金色絵でほどこす。
縁頭:赤銅魚子に小鼓をばらした図
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書
全身押し形
オークション開始価格:1,000,000円(消費税、送料共)