ご注文番号: 23693
刀:白鞘入り
銘: 長谷堂住人恒平作 無監査刀匠
平成十二年二月日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は長谷堂住人恒平としては上作 にランクされます。
鎺:金着二重
刃長:71.2cm
反り:1.7cm
目釘穴:1個
元幅:3.05cm
先幅:2.25cm
重ね:0.65cm
時代:現代(2000年)
体配:身幅やや広く重ね厚く、反り適度につき、鋒が伸びる。生刃が3cmほど残る。
地鉄:小板目肌実によく詰んだ見事な地鉄
刃紋:沸出来、互の目乱れ明るく冴えて、金筋、砂流しが盛んに働く。帽子、乱れ込んで素晴らしい出来となる。
特徴:上林恒平は1949年山形県に生まれ、宮入行平に師事した。数多くの賞を受賞して、1985年に新作名刀展覧会で無監査刀匠となった。2008年には山形県無形文化財に指定される。
この作品は志津を思わせ、素晴らしい出来で、細かな金筋は見事です。施されている研磨も良いです。
葵美術鑑定書