ご注文番号:AS24125
太刀:白鞘入り(保存刀剣)
銘:有珠山麓伊達住六十歳堀井信秀作
昭和五十五庚申歳盛夏吉日 應高橋勇蔵氏需
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は堀井信秀としては 上作 にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:74.7センチ
反り:2.6センチ
目釘穴:1個
元幅:3.51センチ
先幅:2.57センチ
重ね:0.85センチ
刀剣重量:1025グラム
時代:現代(1980)
体配:身幅が広く重ね厚く、棒樋が蘇峰に入り、反りが深くつき、
鋒が尋常であります。
地鉄:小板目肌よく練れて精良な地鉄となる。
刃紋:沸出来丁子乱れとなり、帽子乱れ込んで先小丸に返る。
特徴:堀井信秀は本名正光と称し大正9年、北海道室蘭市に堀井俊秀(秀明同人)の長男として生まれる。
葵美術より一言:本作は堀井俊秀とよく似た作品を製作しており出来もすこぶる良い作品を製作する。堂々とした作品で丁子乱れに互の目乱れを焼いて迫力のある作品と言えます。堀井信秀の父は堀井俊秀で堀井信秀は父親から刀剣の製作を学び同様な作品を製作しました。 日本美術保存協会評議員を宮入航平の門人で金杯、特選、陸軍大臣賞、日本刀紹介理事長、優秀賞5回、奨励賞9回
努力賞5回文部大臣賞などを獲得する。 大正9年3月22日生まれ
多くの賞を獲得した刀工で今後評価に出てくる刀工であると思います。ぜひお勧めしたい作品です。
保存刀剣(近日発行予定)
葵美術鑑定書
全身押し形
オークション開始価格:650,000円