ご注文番号:23713
太刀:白鞘入り、 桐箱付き(保存刀剣)
銘:相模国住増田靖要作
昭和四十六年十二月吉日
箱書:相模国住増田靖要作
昭和四十六年十二月吉日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は相模国住増田靖要としては上作 にランクされる作品です。
鎺:金着二重
刃長: 68.6センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:1個
元幅:3.27センチ
先幅2.19センチ
重ね:0.73センチ
刀剣重量:760グラム
時代:昭和46年(1971)
体配:身幅が広く反りが深くつき鋒尋常な作品です。
地鉄:板目肌に地景が入り細かなネズミ足が入り、精良な
肌目のよくみて取れる作品です。
刃紋:沸出来直刃刃紋となり、細かなネズミ足がよく入り、帽子丸く綺麗の返る。
特徴:増田靖要は戦時中は靖国刀として活躍をしておりました。本作も靖国刀の雰囲気がよく残っております。 名の切り方や刃紋の直刃出来が極めてよく似ております。地鉄だけが相当に工夫を凝らしております。昔を見る懐かしさを感じさせる作品です。靖要刀匠の本名は増田要で、大正4年1月10日栃木県生、昭和12年に東京九段靖國神社内日本刀鍛錬会に入会、初めは阿部靖繁刀匠の先手となり後に村上靖延刀匠の先手となる。保存協会の審査だけでも優秀賞を含む16度の受賞を果たしました。
葵美術より一言:日本刀紹会会員奨励賞、努力賞10回入選8回 靖国神社日本刀鍛錬会刀匠。栃木県出身。神社奉納刀将官
軍刀製作大正4年生まれ。淡い映りが現れる。 よく研磨が施され地鉄が複雑にみてとれます。
桐箱付き
保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形