ご注文番号:24076
小太刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は大隈俊平としては最上作 にランクされる作品です。
鎺: 金着二重
刃長:59.9cm
反り:2.4cm
目釘穴:1個
元幅:3.15cm
先幅2.34cm
重ね:0.76cm
刀剣重量:780g
時代:昭和56年5月
体配:身幅がやや広く重ね厚く、表裏に二筋樋を彫る。
反りが深くつき鋒尋常な姿。
地鉄:杢目肌に小板目肌が混じり、精良な地鉄となる。
刃紋:直刃出来に小足がよく働き、帽子直線で先に小さく丸く返る。
特徴 大隈俊平氏は直刃を焼き、それ以来お亡くなりになるまで直刃の作品を製作してきました。直刃の作品極めて難しくどこか破綻してしまうものなのです。青江写の傑作であろうと考えます。
葵美術より一言:大隈俊平昭和7年に太田市に生まれ昭和27年に長野県の宮入昭平のもとで研磨技術を磨く宮入昭平氏は昭和38年に人間国宝となる。その後彼は太田市に戻って独立し作刀技術を磨き新作名刀展において最高位である正宗賞を3度受賞し平成9年に
は重要無形文化財保持者(人間国宝)に受賞される、彼の作は一貫して直刃出来に終始し、この直刃出来で人間国宝となるのは極めて難しく頭が下がる努力をしてきたのでしょう。惜しくも平成21年10月4日享年77歳でご逝去されました。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:1,200,000円