皆様日本刀を集める際に今後必要となる作業がございます。
特に外国人の方々にお願いしたいことがございます。
日本刀は鉄でできあがっている為
もし長年のあいだに錆させてしまった場合研磨が必要となります。
たしかに研磨は難しいのですが、安価な刀剣を研ぐのであれば
それほど難しいものではありません。ただし最低の研磨です。
おそらく研磨は海外でも行われていくと思います。
皆様が考えて安価な方法で完全な研磨ができる様になると私は考えるのです。
皆様これから研磨をなさって下さい。私は研磨が出来るという程ではありません。
しかしながら、分からないながら4名の方々に研磨をやらせて
刀剣博物館で審査に合格させた実績があります。
当然無料です。研磨を行うというのは錆びがひどい場合は研磨しかありません。
歯に虫歯があればこの虫歯を削り取らなければなりません。
上手な方は研磨をして埋め金という方法で
刃そのものを直したり刃紋をつくったりしてしまいます。
これは驚く方法ですが見事なものです。
私が研磨を行う事を皆様にご紹介するのは
研磨は日本従来の方法ではなく、砥石を手で持って磨く事なのです。
当然私の技量は下手でありますが安い研磨を行う為には自分自身で研磨を行う事で一歩進んで欲しいのです。
研磨を教えるなどと喋ることも、おこがましいのですが、錆びた刀が
これ以上朽ちない様に皆様にして頂きたいという気持ちなのです。
2万円くらいの脇差しが多く残っており、これを研磨する事で生き返ったとしたならば、皆様は感激するかも知れません。
研磨という仕事は夢中になってしまいますので、ある程度の時間になったなら、止めましょう。
包帯、薬。などは当然用意しておいて下さい。
しかしじっくりと行えば私が教えた技術はほんの少しです。
研磨された作品を見てこうした方が良いとかを教え
次の機会のその仕事を又見るという案配で最後迄やり抜き合格できたのです。
用意する品物は幾つかありますが、これは次の機会にお話をしましょう。
瑕はつかないと思います。