ご注文番号S24312
短刀:白鞘入り(保存刀剣)
銘:吉光
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は吉光としては にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:19.8センチ
反り:内反り
目釘穴:1個
元幅:1.96センチ
重ね:0.93センチ
刀剣重量:155グラム
時代:室町時代
体配:重ね厚く刃長短く、茎長い。
地鉄:小板目肌よく錬れて精良な地鉄となり映りが現れる。
刃紋:匂出来直刃、鋒小丸に返る。
特徴:土佐吉光は鎌倉時代徳治の時代から始まり、7代大永頃まで続く、長い歴史のある刀工で土佐で活躍する。特徴は重ねが厚く、備前吉光とは異なります。通常の短刀と比較して短めであることと重ねが分厚く、鎧通しと思われる作品が多い。刃紋は匂出来直刃。鋒は小丸に返る。 映りも現れる特徴を持った作品となります。
また茎が長い特徴を持っております。この姿は鎌倉時代から室町時代へと引き続けられてゆき、ほぼ体配は同一であると思います。この短刀の製作は室町時代にはしばらくして製作された短刀です。
保存刀剣(*近日発行予定)
葵美術鑑定書:全身押し形
価格:300,000円