ご注文番号:24502
短刀:白鞘入り、拵え付き(特別貴重刀剣)
銘:浪華住月山貞吉
安政六年正月日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は月山貞吉としては 上々作にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:15.9センチ
反り:内反り
目釘穴:2.07個
元幅:2.07センチ
重ね:0.67センチ
刀剣重量:95グラム
時代:安政六年正月日
体配:やや小さな短刀。
地鉄:匂出来に近い詰んだ作品で小沸がつく
刃紋:互の目乱れとなり先小丸に返る。
特徴:小ぶりの短刀ではあるが、しっかりとした刃紋を焼いて出来の良い作品です。
縁頭:鉄地に金で紋様を描く
鞘:茶色に金で曇の紋様を描く
後部にうずらのつがいを金で高彫りする。
小尻:鉄地に花を金で描く
目貫:星梅鉢の家紋と黄色絵を行う
笄:四分一地に紋様を彫る
葵美術より一言:出羽月山の流れで水心子に流れで弥八郎と称し大阪に住す。天保6年頃には作刀を始め、明治3年2月に亡くなる。行年70歳沸出来互の目乱れ足がよく働く。月山貞吉の互の目拵に拵を製作した作品でおそらく時代のたった拵であると思います。
時代背景:1858年安政5年には大老井伊直弼(なおすけ)が井伊の政治に批判的であった公卿,大名,幕臣,志士などに対しておこなった弾圧である。 多数の逮捕者と処刑者が出た。 井伊が江戸城外で暗殺された桜田門外の変のきっかけとなりました。
特別貴重刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:450,000円