皆様、お元気でしょうか。今年の夏は暑かったですね。
知人の息子さんがNHK交響楽団で楽器を演奏する
ワーグナーの「ニーベルングの指環」を演奏することになり、
出席することにしました。私も妻と娘を連れて出席しました。
久しぶりに交響楽団で生演奏を聴くことができ、
音の響きが素晴らしく、楽しむことができました。
指揮者の外山雄三さんが亡くなり、悼むとともに、2023年7月に享年93歳で逝去されました。
時折自宅で聴いていたこともあり、残念に思います。出席者の中で雨が時折降る中、
90%近くが埋まっており、かなりの老人が多く、
車椅子でこられた方々も多かったのが印象的でした。
音楽会に出席することは滅多にありませんが、生演奏の素晴らしさを久しぶりに味わいました。
先日、ボーイスカウト日本連盟の水野正人氏と、かつて私の店で働いていた山本氏とお会いし、
団欒を楽しみました。山本氏は現在、ボーイスカウトの中でもかなり重要な位置にあり、
仕事だけでなくネット関係の仕事で忙しく頑張っています。
私たち4人で、日本の人口が少なくなることと同時に子供たちが少なくなることを心配しています。
将来の日本を考えるとき、深刻な問題に直面するだろうと私も考えています。
特に危機感を持ち、子供たちに自然と向き合わせて、辛い思いをさせてそれが楽しいと思わせる体験や経験。
常に親切であり、従順であり、快活であり、質素であること。
しかし、現在では従順が欠けているとされています。
自然と触れ合い、湧き出る清らかな水を飲んだり、雨水の中で飯盒でご飯を炊いてみたり、
焦げたご飯を食べながら苦しんでみたり、楽しんでみたりする
若い子供たちの経験は、後になって楽しい思い出となると思います。
カブスカウトやガールスカウトの仲間たちと共にキャンプファイアを囲み、
自然の中で過ごすことは有益だと考えます。カレーライスが上手だったことなど、
思い出として83歳になるまで心に留め続けることができるのです。
重いリュックを背負いながら夏の山を登る中で、もう二度と山に行きたくないと感じていた自分が、
山の頂上に立ち、山の尾根から吹く優しい冷たい風を感じながら、「ああ、来て良かった」と感激するのです。
この思い出はヘリコプターやバスを使っても山頂に到達できるかもしれません。
しかし、辛い経験がなければ感激はあまり伝わらないでしょう。この思いは繰り返しますが、
一生の思い出として胸に刻まれるのです。さらに、苦しい思い出は後に楽しい思い出となるのです。
どうか、若い諸君はボーイスカウトに入り、活躍してください。
勉強は重要ですが、自然と交流し、仲間と活発に意見交換し、
共に行動することもまた重要です。無駄だと思われる時間を輝かせ、
生きる時間の尊さを味わい、それが勉強や生活に繋がると私は考えています。
幸運なことに、日本は豊かな自然に恵まれています。
天皇陛下をはじめとする皇族の方々も山登りを好まれます。
ボーイスカウトの会合にも参加されています。
65年前に訪れた芦ノ湖は美しかったです。しかし今では多くの人で賑わい、
冷たい水の中で鯉が泳ぐ光景が広まっています。仙石原は昔はススキが広がっていましたが、
今ではほんの少ししか見られない光景です。国立公園とは言っても、質素な状態ですね。
自然を守り、後世の人々に自然を残していきましょう。この地域は国立公園のはずです。
しかし政治家や業者によって、国立公園は削減され、
ホテルや旅館、建築物に変わってしまいました。これは非常に残念です。
戦争が起こってから時間が経っても、ロシアとウクライナの間の戦争は終息しません。多
くの方々が亡くなり、家族が引き裂かれています。
プーチン一人の決定が多くの人々を巻き込む非常に残酷な状況です。
自分自身の欲望は長続きしません。やがてどんな欲望を持っていても、
死という終わりから逃れることはできません。愚かな欲望は、
かつて多くの国々が体験したことです。亡くなった家族の主人が
その主婦や子供たちに深い悲しみをもたらします。それは数十年も続くことです。
早く戦争が終わり、復興が進むことを願います。新しい武器や飛行機、
戦艦、弾薬、戦車などがどんどん発達していく中で、戦争は続いています。
彼は70歳です。多くの人々に苦しみを与える必要はないでしょう。
早くこの戦争に終止符が打たれることを願います。
最近病院に行ってきました。圧倒的には老人が多く訪れています。
昔は若い方も結構いたのですが、今ではほとんどが高齢者です。
私は糖尿病の患者で、たくさんの薬をもらうために月に1回訪れます。
でも症状を聞くことで安心もするので、結構気が紛れます。
毎回注射をして2時間ほど結果を待つのですが、その間に食事を摂りにいっています。
ストレスを忘れてパンケーキにたっぷりバターをのせていただくのですが、
これこそストレスの解消といえるでしょう。ついでにノンアルコールのビールでも飲みましょう。
今回は注射が痛くなく、看護士さんの腕の良さに感謝しました。
さて、先日はあるお客様が錆びた金剛兵衛守高の刀を見て欲しいと連絡がありました。
見ると、まぎれもない正真の作品でした。そのお客様に正真であることを伝えました。
残念なことは、錆があることと瑕があること、さらに刀剣博物館の保存刀剣がないという点で、
その作品を販売する際に残念な点があるのです。
わたしはこの刀は正真であると説明しましたが、他のお客様は信用してはくれません。
今後特別保存刀剣の鑑定書は6万5000円近くかかり、合格するまでには3ヶ月以上かかります。
もし錆が刀身にあると刀剣の研磨には12万円から20万円かかります。
さらに瑕があればそれはほとんど修復できません。
さらに白鞘には4万円から6万円ほどかかるのです。したがって、
錆びた刀には経費だけで25万円近くかかると見てよいでしょう。
瑕のある作品は非常に利益を上げるのは難しいと考えています。
こんな点を話し、ご自身で保管することをお勧めしました。わたしが良かったなら、葵美術の
もし私の意見が正しかったのなら、葵美術の鑑定書を発行することを検討しています。
それについてのご返答をいただきました。この刀は室町時代の作品で、
茎尻が正真の金剛兵衛守高で直刃の作品であり、間違いのない作品であるため、
今後持ち続けていくことができれば、室町時代末期から
持ち続けていくことができるのではないかとお話ししました。
皆様も刀剣博物館の審査では特別貴重刀剣や甲種特別貴重刀剣が主力でしたが、
あまりにも出鱈目な審査が問題となり、文部省の通達で特別貴重や
甲種特別貴重刀剣は禁止され、保存刀剣や特別保存が新規に導入され、現在に至っています。
地方審査もなくなり、これにより刀剣博物館は今後も審査を厳しく行い、故意の間違いがなくなり、
より優れた審査基準で守られていくことに違いありません。
ただし、審査料が高すぎるという批判は今でも問題とされています。
よく尋ねられることですが、鶴田さん、あなたは名品がかなりあるでしょう、と。
しかし私は一本しか持っていません。瑕がありますが、映りがきれいな末関です。
この作品を死ぬ際に自分の腹に乗せてあの世に行こうと考えています。
金額では決められない思い出の作品です。いくら多くの名品を収集したとしても、
人間はやがて死の旅に出なければなりません。数億円、数十億円集めても、
人間はこの世を去らなければなりません。名品を集めることは素晴らしいかもしれませんが、
それぞれの人が持ちたいと思うものが異なるのです。
でも持ちたいという気持ちはありますね。しかし、あと数年ですからね。
皆様、ごきげんよう。おじい様、おばあ様、仲良くしてください。
ご主人様、奥様を大切にしてください。秋です。栗ご飯でも作って差し上げてください。
秋刀魚も今年は豊漁だそうです。栗は一部を刃物で切っておくと良いでしょう(穴をあける程度)。
それを茹でて、かなり柔らかくなったら水で冷やし、その後に栗の皮を剥き、
全部むいたら米の中に少し醤油をつけの少し、入れてそのむいた栗を米と一緒に入れて炊けば
美味しい栗ご飯ができるのです。秋刀魚は七輪が良いらしいですよ。
目黒の秋刀魚のように秋刀魚の油で黒く焼かれたものを食べたいですね。
そうそう、大根おろしも用意してください。あなたの評判が上がるでしょう。
お子様には質素で快活な子供を育てましょう。自然にできるだけ触れ合ってあげてください。
冷たい川の流れに足を入れたり、紅葉を眺めたりしたならば、
子供はどんなに感激するか分かりません。勉強ばかりしているとイライラが募り、
その時にはガス抜きをしてあげてください。
日本の政治を良くする会、
ドンキホーテ会長
鶴田一成。