ご注文番号:24215
脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:薩州住正良
安永二癸巳二月
新新刀:上々作:薩摩
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 薩州住正良 としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:銀一重
刃長:57.3センチ
反り:1.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.24センチ
先幅:2.27センチ
重ね:0.75センチ
刀剣重量:615グラム
時代:江戸時代(安永二癸巳二月)(1773)
体配:身幅が広く重ね厚くつき反り適度について切先が伸びる。 また表裏に棒樋を彫る
地鉄:小板目肌良く練れて地沸が付き綺麗な肌合いとなる。
刃紋:沸出来匂口の深い直刃ののたれ刃が混じり細かな足が入り帽子匂口が深く尖心に丸く返る
特徴:正近の門人で性は伊地知(3代目)宝暦頃から作品があり寛政元年伯耆守を受領する。その時に正幸と改銘する。作品は文化14年に及び文政2年87歳をもって亡くなる。刀工教育家としても名がある。 作品は幅広、大切先で刃紋は板目肌に尖互の目乱れが多い荒沸がが多い。又刃中に芋づるがはいり覇気のある作品です。
葵美術より一言:がっしりとしたほとんど刀の長さのある作品で、見事な体配で刃紋は激しく覇気のある作品です。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書
全身押し形