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脇差(寸伸び短刀):作陽郷原住延重 安政六年三月日(保存刀剣)(拵え:保存刀装具)

ご注文番号:23758

脇差(寸伸び短刀):白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)(拵え:保存刀装具)

銘: 作陽郷原住延重
安政六年三月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は としては 上作 にランクされる作品です。

鎺:赤銅一重
刃長:30.1cm
反り:0.4cm
目釘穴:1個
元幅:3.22cm
重ね:0.74cm

時代:江戸時代、安政6年3月(1859)
体配:本作は身幅が広く重ねの厚い作品でがっしりとした作品です
地鉄:板目肌に杢目肌がよく現れ肌目がよく見て取れる作品です。
刃紋:小沸出来丸く互の目乱れとなり鋒、帽子小丸に返る。

特徴:作州勝山臣郷原住絹田延重とも銘を入れる作品で安政から慶応にかけて活躍した刀工で元々侍であったため作刀数は少ない。

拵:
鍔:楕円形の鉄地鍔
縁頭:鉄地紋様を刻む
鞘:細かな黒石目地鞘。
目貫:赤銅地で波の上に帆船を描く。 一見すると霞ヶ浦に帆船をあげてワカサギをとる図柄を思い起こす。
切羽2枚:素銅地に金の板で制作する。
小柄:鉄地に野原でうさぎが近くの野原の植物を食む喉かな図柄
小刀:銘は田代兼元と名がある。

葵美術より一言:本作は身幅が広く重ねの厚い作品でがっしりとした作品です。鎺元から約5-6センチのところにキズがございますが、生刃を残した作品です。この脇差の拵は恐らくこ脇差が制作された時代に制作された作品で大変地味ではありますがよく出来ているおります。 柄糸は皮で出来上がり現在でも使用は問題がありません。 また切羽2枚には素銅に金を包み込んで丁寧な仕事をしております。作陽郷原住延重は元々侍であった為このように丁寧な作賓を制作したと考えられます。

保存刀剣鑑定書
拵え:保存刀装具
葵美術鑑定書
全身押し形

価格 400,000円(消費税、送料共)

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