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お知らせ

脇差:備前国宇甘住雲重(第16回重要刀剣)

ご注文番号:AS15250

脇差:白鞘入り、拵え付き(第16回重要刀剣)

銘: 備前国宇甘住雲重
貞治二二銘切

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は雲重としては 最上作にランクされる作品です。
登録証番号:神奈川県2010番
交付年月日:昭和26年3月14日
鎺:金着一重
刃長:1尺3寸2分(センチ)
反り:2分5厘(センチ)
目釘穴:1個
元幅2.68センチ
先幅:0.0センチ
重ね:0.63センチ
刀剣重量:340 グラム
時代:南北朝時代貞治4年 1366年
体配:薙刀直しの作品で生なかごの作品で銘は完全に残り、
反りは2分5厘。なかごの一部が切られております。
地鉄:板目肌に杢目肌が混じり、精良な地鉄となり、映りが現れる。
刃紋:匂い出来柔らかな小互の目乱れとなり、足がよく働くき、
葉も働く。帽子尖って柔らかく返る。よく見ると砂流に金筋が盛に働き、出来が素晴らしい作品です。

特徴:この作品は日本刀大鑑に所載されている作品で、古刀篇第2の180ページに記載されております。 備前国宇甘住雲重貞治二二と銘が切られております。大変珍しいのは年記が刻まれていることです。大名登録と言われた:昭和26年3月14日の登録証で大切に保存された脇差です。

拵:
鍔:円形の鉄鍔周りを金で覆輪を施し、藻唐子宗典入道操典製と銘がある。
縁頭:赤銅魚子地に菊の花と武者を高彫りし金で色絵を施す。
鞘:焦茶色とその先に黒の扇状根を刻む。
小尻:鉄地に興梠と思われる昆虫に金を入れる。
目貫:赤銅地に菊の花を高彫りする。銘: 花路住 永峰
小柄:素銅地に菊の花を高彫りし金で色絵を施す。

葵美術より一言:日本刀大鑑は当時の作品はほとんど網羅している著名な本であります。かなり大きなボリュームでありますが一度読まれると良いでしょう。地鉄の美しさ。刃紋の柔らかな部分と砂流金筋がよく見て取れる作品です。

第16回重要刀剣
日本刀大鑑 古刀篇第2の180ページのコピー付き
葵美術鑑定書:全身押し形

オークション開始価格:2,700,000円

落札者あり