ご注文番号:24663
脇差:白鞘入り、箱付き(保存刀剣)
銘:大阪住月山貞勝謹作(花押)
皇紀二千六百一年八月吉日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:銀一重(月山鎺)
刃長:56.0センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:1個
元幅:3.24センチ
先幅:2.71センチ
重ね:0.49センチ
刀剣重量:685グラム
時代:昭和16年8月
体配:身幅が広く重ね厚く生刃が残った健全な作品で表には火炎不動をほり裏には梅と龍を見事にほる。
地鉄:小板目肌に杢目肌が綺麗に美しい地鉄となる
刃紋:沸出来互の目乱れとなり刃中に砂流。金筋がよく働く。
特徴:この作品には箱書きがあります。 在銘大阪住月山貞勝謹作花押 皇紀2601年8月吉日相州正宗傳以て鍛法長1尺8寸5分作表不動尊裏梅龍の切物右正真に有之鑑定箱如件昭和59年4月吉日 御刀鍛治工太阿月山源貞一詩之 花推
葵美術より一言:誠に見事な月山貞勝の彫りで表には火炎不動をほり裏には梅と龍を見事に彫る。以前は時折見られた月山貞勝の彫りですが昨今はすっかりと少なくなり貴重品として取り扱われております。月山貞一(初代)から月山貞勝と時代が変わり最後の刀匠で人間国宝となった刀匠でこの刀の箱書きをされた月山貞勝は著名な刀工と言えます。
時代背景:大阪住月山貞勝謹作と書かれた刀匠は貞一の息子にあたり明治末になると貞一の代作を行い、その後貞勝として一人前の刀匠として活躍することになります。 彼は色々な流派をこなしさらに等身彫りの名人として活躍をし本作のごとく見事な彫りを製作しております。
保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:2,500,000円