ご注文番号:24206
脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:無銘(宇多国房)
末古刀:良業物:中上作:越中
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(宇多国房)としては上々作にランクされる作品です。
鎺:赤銅地に金色絵。
刃長:55.4センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:1個
元幅:2.23センチ
先幅1.35センチ
重ね:0.59センチ
刀剣重量:400グラム
時代:室町時代応永の頃1394年(650年前)
体配茎の中に凌地に剣が掘られやや細身で反りが深くつき鋒やや長い体配の良い作品です。
地鉄:黒味のある小板目肌よく寝れて精良な地鉄となる
刃紋:沸出来直刃小足が柔らかく入り鋒には金筋が働く、帽子やや乱れこむ。刃紋は直刃に小足が入り匂口が深く弛む部分がありますが出来はまずまずの作品で金筋がよく出ております。
特徴:宇多国房は相州伝がかかった則重の系統の刀工で則おものごとく鉄は黒い地鉄をしております。
拵:
鍔:木瓜型鉄鍔にたくさんの透かしを入れて金銀を色絵をする。
先端は刻みを入れて金で色絵をほどこす。 南蛮鍔
縁頭:四分一地波と貝を素銅地と金で色絵を施す。頭:タコの頭と足を勢いよく表し目は金の色絵を施した珍しい頭:
鞘:青貝散らしの見事な鞘。
目貫:貝とタコのあし? 不明。
2枚の切羽:素銅地に金で周りを包む
笄:赤銅石目地に金で秋草とバッタを高彫りし金で色絵を施す。
葵美術より一言:宇多国光の子で国宗の兄、越中則重も弟子です。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:650,000円