ご注文番号:25083
脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:肥前国陸奥守忠吉
新刀:最上大業物:上々作:肥前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥前国陸奥守忠吉としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:金着二重
刃長:51.6センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:1個
元幅:3.06センチ
先幅:2.17センチ
重ね:0.65センチ
刀剣重量 555グラム
時代:江戸時代 万治の頃 1658年
体配:身幅が広く、重ねやや厚く反りが深く付き鋒やや伸びる。
地鉄:小板目肌よく錬れて精良な肥前地鉄となる。
刃紋:匂口が深く互の目乱れ深く金筋が働く。
出来の優れた作品です。
特徴:肥前国陸奥守忠吉は二代忠広の嫡子。忠吉三代目にして新三郎という。万治3年10月に睦大掾を受領する。寬文元年8月陸奥守に転じて貞享3年正月2日になくなる。表裏に金筋、砂流が現れまた匂口が深くつき新刀で上大業物とついた肥前刀の中で最も優れた地鉄を有す。肥前刀の中で最も優れた地鉄を保有するのが3代陸奥と言われております。匂口も深く美しい刃紋となります。直刃出来が多いのですが本作は乱れ刃で変化がありその出来も優れております。是非お勧めしたい作品です。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形
価格:1,500,000円